廃熱活用パターン紹介

建物用途
廃熱の種類
熱源

使われていなかった加熱炉の低温廃熱を空調に活用し、
省エネ・脱炭素化を実現

工場

利用廃熱
排ガス
効果
  • 省エネ
  • カーボンニュートラル
  • 電力ピークカット

250℃以下の低温廃熱を廃熱ボイラーで回収し、隣接施設で給湯・暖房用の温熱として活用。さらに、回収した廃熱を吸収式冷凍機で冷熱に変換することで、冷房としての利用も可能に。冬場に偏りがちな廃熱の利用範囲を大幅に拡大。

コージェネによる発電と廃熱で電力ピークカットを実現
CO₂排出量削減にも大きく貢献

商業施設

利用廃熱
温水
効果
  • カーボンニュートラル
  • 電力ピークカット
  • BCP

災害に強い都市ガスをエネルギー源にコージェネレーションシステムで発電することでBCPに貢献。さらに、吸収式冷凍機と組み合わせることで、施設内電力需要の約6割を占める空調を廃熱で稼働することができ、夏場のピークカットも実現。契約電力を抑えることが可能に。

ごみ焼却時の熱を発電や熱源として活用し
電力使用量とCO₂排出量の削減を実現

公共施設

利用廃熱
蒸気
効果
  • 省エネ
  • カーボンニュートラル

ごみ焼却の際に発生する熱をボイラーを通して蒸気に変換し、蒸気タービンの発電に使用。さらに、回収した蒸気は温水プール施設に送られ、温水プールの昇温や給湯、冷暖房にも活用。ごみ焼却時の熱を有効活用することで、電気や都市ガスの使用量を削減し、同時にCO₂排出量削減も実現します。

製造工程で使用するチラーを予冷
既設機の効率向上と電力使用量の削減を実現

工場

利用廃熱
温水
効果
  • 省エネ
  • カーボンニュートラル
  • エネルギー効率改善

ガスコージェネの廃熱を給湯と吸収式冷凍機の稼働エネルギーとして活用。
吸収式冷凍機によってつくられた冷水は、冷却プロセスに使用している既設チラーの予冷に使用。既設機の電力使用量削減が可能に。熱の利用範囲が広がり、総合エネルギー効率を飛躍的に向上させることができます。

廃熱の活用でガスZEB運用の実現に貢献
災害発生時は地域の防災拠点としての役割を果たす

オフィス

利用廃熱
温水
効果
  • 省エネ
  • BCP

コージェネレーションシステムの廃熱を吸収式冷凍機で有効活用することで、一次エネルギーの使用量を削減。ガスZEB運用の実現に貢献します。また、停電時にはマイクロコージェネからの給電と廃熱を活用した吸収式冷凍機による空調を行うなど、災害が発生した際のレジリエンス機能の強化により、地域の防災拠点としての事業継続性を向上します。

マイクログリッドによるエネルギーの地産地消を実現
空調使用時の電力使用量の削減とピークカットに貢献

教育施設

利用廃熱
温水
効果
  • 省エネ
  • カーボンニュートラル
  • 電力ピークカット

太陽光発電やコージェネレーションシステムによるキャンパス内マイクログリッドを構築。
さらに、廃熱を活用して吸収式冷凍機による空調を行うことで、空調使用時の電力消費量を削減でき、「エネルギーの地産地消」と夏季の電力ピーク削減を実現します。
ゼロエミッション建物に向けて、CO₂排出量削減を期待できます。

発電機×吸収式冷凍機で電気も廃熱も有効活用。
BCP対応と省エネルギー化の両方を実現。

医療施設

利用廃熱
温水
効果
  • 省エネ
  • BCP

非常用電源とコージェネレーションシステムを併用。廃熱を吸収式冷凍機で資源として有効活用することで、冷暖房の運転に関わる費用の削減を実現。BCP対応と省エネルギー化の両方を実現し、持続可能な福祉と医療の提供体制強化に貢献します。

既設コージェネの廃熱を活用して
20%のエネルギーコスト削減を実現

宿泊施設

利用廃熱
温水
効果
  • 省エネ
  • カーボンニュートラル
  • BCP

活用しきれていなかった既設コージェネレーションシステムの廃熱を吸収式冷凍機で空調にの活用することで、20%以上のエネルギーコスト削減を実現。環境負荷軽減と施設全体の省エネルギー化に貢献します。

バイオマス発電の廃熱を空調に活用し、
エネルギーの地産地消に大きく貢献

農業用施設

利用廃熱
温水
効果
  • 省エネ

木質ペレットを燃料とするバイオマス発電機の廃熱を吸収式冷凍機で空調に活用。農業用施設の空調に活用することで、夏季における電力使用量を削減するとともに、エネルギーの地産地消にも大きく貢献しています。

廃熱の有効利用で冷却工程の省エネ化と、
夏場における電力ピークカットを実現

工場

利用廃熱
温水
効果
  • 省エネ

コージェネレーションシステムの廃熱を給湯と吸収式冷凍機の駆動エネルギーとして活用。吸収式冷凍機によってつくられた冷水は、冷房と製品の冷却プロセスに使用。冷却プロセスで用いられる電気チラーの稼働台数を減らすことができ、省エネを実現。
さらに、空調利用で夏場における電力ピークカットも可能に。

工業炉の熱を冷却乾燥プロセスに活用
購入電力量を減らし、生産効率を向上

工場

利用廃熱
排ガス
効果
  • 省エネ
  • カーボンニュートラル

溶解炉からの廃熱を活用して吸収式冷凍機を稼働し、製品の冷風冷却を行うことで、エネルギーを使用することなく冷却が可能に。冷却の工程を水冷+乾燥から冷風冷却に変更することができ、乾燥用エアーコンプレッサーが不要に。購入電力量の削減と工程短縮による生産効率アップも可能となります。

データサーバーの廃熱を冷却に活用し、
冷却に 使用する電力使用量を削減

データセンター

利用廃熱
温水
効果
  • 省エネ
  • カーボンニュートラル

サーバーから発生した熱を吸収式冷凍機で冷熱に変換し、サーバーの冷却に活用することで、サーバーの冷却における電力使用量の削減に貢献します。

導入事例

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